愛 ~①巻~
こうゆう時は…。

ごまかす!

『早く食べなきゃ、ご飯が冷める!』

「「いただきます」」

龍と陸が同時に言う。

凄い…。

おぉと。

関心している場合じゃない。

早く食べなきゃ。

パクパクパクパク

『ご馳走さまでした!』
私は食器を片付けて洗濯物を干す。

「未來、食べ終わるのはやっ!」

由希が言う。

『急いで食べなきゃ、家事が後で詰まっちゃうからね』

「すご~い」

凄いかな?

────────────────

『疲れた~!』

私はソファに倒れ込む。
チーン

オーブンが鳴る、

音が響く。

『あっ出来たかな?』

私はエプロンを身に付ける。

「え~?何、作ってるの?」

由希が私の後ろに付いて来る。
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