愛 ~①巻~
~龍side~

俺たちは未來の家で息を整える。

「つっ疲れたぁー!!」

『よし!家に入ろう!』

そのまま俺と未來は家に入った。

「未來ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」

「はっはいぃ!」

未來震えてるんですけど・・・・。

「何処に行ってたのぉぉぉぉぉぉ!?寄り道は駄目って言ったでしょぉぉぉぉぉ!?」

「えっと・・・」

未來はそういって俺をちらっ、っと見た。

「未來ぃぃぃぃ!?その子はだれぇぇぇぇ!?」

「えっと・・・」

そして俺は、口を開く。

『石田龍です。帰りが遅くなったのは・・・』

「遅くなったのはぁぁぁぁ??」

『さっき未來さんが襲われそうになって、

助けてあげたんですけど未來さんは長い間泣いていたので

帰りが遅くなりました。すみません。』

「未來?本当?」

「うっうん・・・」

『証拠は未來さんの首です。』

俺はさっき俺がつけたキスマークを見せた。

「まぁ!!!未來!大丈夫!?」

「うっうん・・・・」

俺は笑うのを我慢して言った。

『では、私は帰ります。さようなら』

そして俺が家から出ようとした瞬間、未來の母さんが

「待って!」

俺は振り向く。
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