愛 ~①巻~
~未來side~

急に龍がキスしてきた。

そして抱きしめてくれた。

それが・・・

何よりも嬉しくて、

私はキスを受け止める。

お母さんが私たちを呼んでいる。

だけど私たちは関係なくキスを続ける。

『ん・・・りゅう・・・』

名前を言った瞬間、もっと深いキスをする。

『ん・・・ふぁ・・・』

私は酸素を求める。

そして龍が酸素を分けてくれる。


龍が唇を離す。

「いこっか」

私は返事を返さない。

「どうした?」

[もっとキスして]

なんか、言えない。

そして龍が私に言った。

「続きは後でな!」

『なっ!』

私の顔は赤くなってゆく。

「あ。図星?」

『ちっ違う!!』

「よぉーし!行こう」

『うん』
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