愛 ~①巻~
「ム~もっとしようよ~」

由希が駄々を捏ねる。

「は?キモい!」

龍はそう言って部屋から出て行ってしまった。

「ふふっ!未來!見た?濃厚キッス♪」

見たくなかったけど見たよ…。

『見たよ…おめでとう!』

私は由希の頭を撫でる。
「未來」

陸は私の名前を一回、言って、

部屋から無理矢理、出す。
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