愛 ~①巻~
~龍side~

俺が由希にムカついて、
外でぶらぶらしてたら、
後ろから陸が来て、

大通りに行く事になった。

この行動で、全てが狂い始める事になるとは、知らず…。




陸が穴場が有ると言って、

人が少ない所に来た。

無駄に車が通っている。
こりゃ、一歩、間違えれば事故だ。

「あっ!合った!付いて来い♪」

『おぉ』

何やら凄い物が有るらしい。

俺は真っ直ぐ、歩く。

「陸!!龍!!」

未來の声がした。

「みら…」

陸が振り返る。

俺も振り返ろうとしたが、

急に押されたので、振り向けれなかった。

俺は花が沢山、有る所に、

転がる。

花の匂いがキツイ。

ドンッ

「未來!!」

由希の声がした。

俺は振り向く。

そこには倒れている未來がいた────。
< 315 / 408 >

この作品をシェア

pagetop