愛 ~①巻~
私は龍達を押す。

あれ…?

前もこんな感覚…合った様な…?

私が龍達を押したと同時に、

陸が私を引っ張る。

『ひぁ!』

ド~ン!

私達は壁に体を打つ。

「お前は、記憶を無くしても、
俺らを助けるんだなぁ…」

陸は呆れながら言う。

え…?

記憶が無くなっても龍達を…?

「あっ…
言い忘れていたけど、
未來は俺達を助けて、
変わりに未來が事故った」

え……?

初めて知った…。

単に私が不注意だったのだと、

思ってた…。
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