愛 ~①巻~
~未來side~

『龍!』

龍はベッドの上で寝転んでいた。

そして座って、私を見た。

『龍…ッ』

涙が込み上げて来る。

「未來…」

『龍!』

私は龍に抱き付く。

『龍…りゅうぅ…』

龍が足りないよ?

龍が足りない…。

『龍が足りないの…』

「未來…」

私は龍にキスする。

自分からするのは初めて。

ベッドに倒れ込む。

私が上の方だったけど、
龍が私を座らせて、

倒す。

場所を交換した。

龍が私に被さってキスする。

『ふぁ…んふ…』

私は龍を抱き締める。

唇を離す。

でも…
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