愛 ~①巻~
『うぅ~気持ちい~♪』
湯船に浸かりながら、

私は大声で叫ぶ。

「うるさい…」

『いいでしょ!私ん家なんだから…!』

「ハイハイ…」

『むぅ…

あっ!今日も泊まるの?』

「うん…本当は帰ろうと、

したけど、未來が心配だったから、

止めた」

心配してくれたんだ…。
私は龍に抱き付いた。

「なっ…」

『心配してくれて有り難う』

「…いえ…」

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