Base★Brass

「お前、梓麻に変なことしたり言ったりしただろ」



「は?」



「昨日、めっちゃ思い悩んだ様子で帰ってきたんだぞ」



渡部の無表情の顔が、びっくりしたような顔になる。



「やっぱり、心当たりあるんだな?」



「…(あれって、変なことなのか?何かずれてないか)」



「…もうお前なんか知らねぇ。絶対口きいてやんねーからなッ」



アタシは最後にそれだけ言って、走って教室へ向かった。
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