君・恋・スマイル~純愛~
凜に手をひかれ、やってきたのは、木陰だった。
目立たない、決して華やかではない、大木の・・・。
「いきなりなんなの!?」
「・・・・。」
私が聞いても凜は答えない。
私の小さい手を、大きな手で包むだけ・・・。
なんでこんなことするの?
じわじわと、凜の温かさが伝わってくる。
あたりを見ると、綺麗な花壇があった。
それはそれは綺麗な桃色。
近所の人が水をあげていた。
ふと、思った。
この木は、水をもらってるのかな。
もしかしたら、目立たないこの木は・・・。
その時、やっと凜が話した。
小さな、でも強い声で。
目立たない、決して華やかではない、大木の・・・。
「いきなりなんなの!?」
「・・・・。」
私が聞いても凜は答えない。
私の小さい手を、大きな手で包むだけ・・・。
なんでこんなことするの?
じわじわと、凜の温かさが伝わってくる。
あたりを見ると、綺麗な花壇があった。
それはそれは綺麗な桃色。
近所の人が水をあげていた。
ふと、思った。
この木は、水をもらってるのかな。
もしかしたら、目立たないこの木は・・・。
その時、やっと凜が話した。
小さな、でも強い声で。