【完】儚き恋
積もっている雪。
歩いていると、眩しい光に包まれた。
温かい、ぬくもり。
目を開けたら、白い雪に染み込む、鮮やかな赤色…。
倒れている、人。


「やっ!!…夢?」
顔は分かんなかったけど…怖かった。
カタカタと震える体。
「優……」


─怖いよ…。


あたしは、また、眠りについた。
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