【完】儚き恋
「紗江、紗江!!」
「ぁ、遥…」
友達の遥〈ハルカ〉が心配そうな顔をしてあたしを見ていた。
「もう放課後だよ?大丈夫??やっぱりあたし、家まで送るよ?」
「平気だよ。それに遥、大会近いでしょ?ちゃんと練習行ってきな?バイバイ」
「わかった。じゃーね?」

最近保健室に通うあたし。
遥、心配かけて、ごめんね…。

遥、心配してくれて、ありがとう…。
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