ForeverLove
2人とも無言のなか口を開いたのは
あたしだった
「この前は、ひどいこと言ってごめんなさい。」
あたしは頭を下げた。
「あんた、いい加減にしなよ?」
「ごめんなさい。」
「二股とかありえないから。」
え?
「あたし、二股なんかしてないよ!!」
「じゃぁ鈴木友哉は?」
「あんなやつ好きになるわけない!
ただの友達だよ!!!」
あたしは誤解をときたかったために
嘘をついた。
「ふ~ん。」
ガラガラガラ--
あたしは理科室からでていった
理科室の前の廊下に友哉がいた。
もしかしたら、さっきの聞かれたかも。
「ゆう・・・や。」
「俺は柚歌にとってあんな奴だったんだ。」
「違うの、違うよ!」
「もういいよ。
俺、ばかみたい。」
「違う。違う!!」
「もういいから。」
友哉は教室に戻っていった。
違うのに・・。