One Day~君を見つけたその後は~
エピローグ~翌朝~
私の彼は、やっぱり今日もご機嫌ナナメ。
えっと。
えーっと。
昨夜、私たち、すごーくいい感じでメールのやりとりをしたはず……だよね?
それなのにこの落差。
一体、どうなってるのー!?
吹奏楽部の“合宿”2日目は、朝食をとりながら形だけのミーティングを行って、無事終了した。
お昼前に学校に帰り着いたあとは、楽器の片付けを終えたパートから、随時解散。
昨夜、あれから慎とどんな話をしたんだろう?
タケちゃんが珍しくキリッとした顔つきで
「先輩、俺、生まれ変わりました! 今から自主練するんですけど、いっしょにどうですか?」
って誘ってくれたんだけど。
「ごめん! 行きたいところがあるから」
私はその誘いを丁重にお断りして、その足でまっすぐヤマタロの家に向かったんだ。
びっくりさせたかったから、連絡はしないまま。
ヤマタロは驚いて、喜んでくれるかな?
そんな期待をしながらヤマタロの家のチャイムを鳴らすと、いつもみたいにお母さんじゃなく、ヤマタロ本人が迎えに出てくれた。
えっと。
えーっと。
昨夜、私たち、すごーくいい感じでメールのやりとりをしたはず……だよね?
それなのにこの落差。
一体、どうなってるのー!?
吹奏楽部の“合宿”2日目は、朝食をとりながら形だけのミーティングを行って、無事終了した。
お昼前に学校に帰り着いたあとは、楽器の片付けを終えたパートから、随時解散。
昨夜、あれから慎とどんな話をしたんだろう?
タケちゃんが珍しくキリッとした顔つきで
「先輩、俺、生まれ変わりました! 今から自主練するんですけど、いっしょにどうですか?」
って誘ってくれたんだけど。
「ごめん! 行きたいところがあるから」
私はその誘いを丁重にお断りして、その足でまっすぐヤマタロの家に向かったんだ。
びっくりさせたかったから、連絡はしないまま。
ヤマタロは驚いて、喜んでくれるかな?
そんな期待をしながらヤマタロの家のチャイムを鳴らすと、いつもみたいにお母さんじゃなく、ヤマタロ本人が迎えに出てくれた。