One Day~君を見つけたその後は~
3.午後三時(ショッピングモール・陽人)
はぁーっ。
俺の彼女はなんて可愛いんだ。
俺の自慢だ、自慢。
チョコのことを語れと言われれば一晩中でも語れる。
いや、一日でも、一年でも構わない。
俺は今でも、チョコと初めて会った日のことをよく覚えている。
ある日教室で、深月から「友達ができたんだよー」と紹介されたのが、俺とチョコの出会いだった。
「はじめまして。深月の幼なじみなんだって? よろしくね!」
そう言って、チョコは俺に笑いかけてくれた。
その瞬間、俺の頭に雷が何発も落ちた。
骨の髄まで響くような、それはまさに電気ショックだった。
おいおい、ちょっと待ってくれ。
この世の中に、こんな綺麗な子がいたのか?
チョコはまるで、ペンペン草(深月、許せ!)の隣で可憐に咲く百合の花……いや、バラか? マーガレットか? それともヒヤシンスか?
……花のことはよく分からないけれど、とにかく!
チョコは綺麗な花そのものだった。
一歩近づくと、甘くて女っぽい匂いがした。
それがまた、他の女がつけている香水の刺激臭とは違って、柔らかくて気持ちよかったんだ。
とにかく、一瞬にして、チョコのすべてに俺の心は奪われてしまった。
深月が自分の幼なじみだということをありがたく思ったのは、後にも先にもこの時だけだ。
──そして、あれから二年。
そのチョコが、こうして俺の彼女として目の前に座っているなんて、いまだに信じられない。
まるでこの二年間ずっと、ずっと、幸せな夢を見続けているようだ。
俺の彼女はなんて可愛いんだ。
俺の自慢だ、自慢。
チョコのことを語れと言われれば一晩中でも語れる。
いや、一日でも、一年でも構わない。
俺は今でも、チョコと初めて会った日のことをよく覚えている。
ある日教室で、深月から「友達ができたんだよー」と紹介されたのが、俺とチョコの出会いだった。
「はじめまして。深月の幼なじみなんだって? よろしくね!」
そう言って、チョコは俺に笑いかけてくれた。
その瞬間、俺の頭に雷が何発も落ちた。
骨の髄まで響くような、それはまさに電気ショックだった。
おいおい、ちょっと待ってくれ。
この世の中に、こんな綺麗な子がいたのか?
チョコはまるで、ペンペン草(深月、許せ!)の隣で可憐に咲く百合の花……いや、バラか? マーガレットか? それともヒヤシンスか?
……花のことはよく分からないけれど、とにかく!
チョコは綺麗な花そのものだった。
一歩近づくと、甘くて女っぽい匂いがした。
それがまた、他の女がつけている香水の刺激臭とは違って、柔らかくて気持ちよかったんだ。
とにかく、一瞬にして、チョコのすべてに俺の心は奪われてしまった。
深月が自分の幼なじみだということをありがたく思ったのは、後にも先にもこの時だけだ。
──そして、あれから二年。
そのチョコが、こうして俺の彼女として目の前に座っているなんて、いまだに信じられない。
まるでこの二年間ずっと、ずっと、幸せな夢を見続けているようだ。