伝えたい。この気持ち
†Fast-Day

出会いは・・・?

初めまして。高校1年生の、如月 芽惟です。




部活はバレーボール。一応、クラスではみんなと一緒にいるよ。




今日は、入学式・・・




受験はトップで入学。一応レベルが高い、S校に入学させてもらって・・・




なんか、言葉読まなきゃいけないし・・・




超緊張する・・・どうしよう。失敗したら・・・




あぁぁぁ・・・帰ろうか・・・




あたしは、緊張しすぎて近くにあった、大きな桜の樹の下にうずくまった。




「マジ、無理だし・・・」




一人小さくうずくまり、呟くと・・・




『どうしたの?・・・って、芽惟じゃん』




声を掛けられ顔を上げて声の持ち主を確認すると、そこには、




受験の日、筆箱一式忘れたあたしに(←馬鹿)鉛筆や消しゴムを貸してくれた、




黒瀬 聖空(kurose toa)がいた。




聖空は、あたしの隣に座った。そして、




『緊張してんだろ?芽惟らしいな』




と言って、頭をくしゃくしゃと撫でた。
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