新撰組〜私の選んだ道〜
[ひいっ!]


…が、肩の所で止めた。

はぁ…私って甘いな…


私は無言で刀をしまい
背を向けて歩きだそうとした。


[お、おい!]
私はゆっくりと振り返る

[いいのか…俺を殺さなくて…]


私はそいつの目を見て
ゆっくり口を開いた

「貴方なんか、殺してもなんの得もないから」


そう言って私は歩きだす
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