道─新選組の物語─【完結】
「土方さん。この子達未来の世界から来ちゃったらしいですよ」
沖田さんが説明すると、土方さんは眉間に皺を寄せた。
「未来?今の時代ではなく、お前達の時代ってことか??」
土方さんが聞いてきた。
理解はしてくれてるんだ・・・。
「そぉです。私達の時代は平成と言う時代です。
私達が学校で習ったここの時代は江戸時代です」
私は土方さんと沖田さんに話した。
「江戸時代って言うんだ。僕達の生きてる時代は」
ニコニコしながら言う沖田さん。
「で、お前等はどぉすんだ」
「「え・・・」」
私と千嘉は同じ事を思ったと思う。