道─新選組の物語─【完結】
訝しげな行動
一side
俺らしくな・・・くはない。
でも女の盗み聞きはそうない。
いや、一度もない。
しかしあいつが想いをよせてる者がわかった。
失っちゃう存在と言うのは、総司の事なのか?
俺は密かに気づいていたが。
副長じゃないのは意外だが。
────・・・っ!?
神田が泣いている?
ここに着てから初めて泣いているのを見た。
今すぐ行きたいが、誰かに止められた。
後ろを見ると・・・
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訝しげな行動