道─新選組の物語─【完結】
「あれ・・・っ?顔が赤いよっ?
まだ熱でもあるのかなぁ?」
貴方の優しい気遣い、大きな手。瞳。
沖田さんの手が私の額に当たってる。
「ん~・・・。熱はないみたいだねぇ」
「沖田さん・・・」
「何っ?」
「この先の未来を予想したりしますか?」
「何っ?急に(笑)」
「わ、笑わないで下さいっ!
本気で聞いてるのに・・・」
「ハハッ、冗談だよっ(笑)
未来かぁ」
「はいっ」
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