道─新選組の物語─【完結】
「あーぁ、また泣く」
沖田さんは呆れ笑いみたいに言った。
「だってぇっ・・・グスッ、グスッ・・・沖、田さん、が・・・グスッ・・・
恋愛感情として好き、ってぇ~・・・」
泣いていて何を言ってるか私自身もあまり分からなかった。
「ダメなのっ?恋愛感情じゃ」
私は首を横に振った。
「だったら良いじゃんっ」
沖田さんは指で涙を脱ぐってくれた。
そして・・・
~回想終了~
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