道─新選組の物語─【完結】


私さっきも血の臭いで気持ち悪くなったんだ・・・





「んぁっ?京子ちゃんっ!!なんでここにいん、だっ!?」




「新八さんっ!


沖田さんが血を吐いたって聞いて、いてもたってもいられなくて・・・」





あれっ?




「新八さんっ!血が・・・」






新八さんは怪我を見て「こんなのへっちゃらだっ☆!」って・・・





「でも・・・「そんなことより、総司の所に行ってやれっ!


総司なら二階だっ」





私の言葉を遮り新八さんは話した。




「あ、ありがとうございますっ!」





「あいよっ!!」





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