道─新選組の物語─【完結】
「あれっ?僕は君たちの時代では有名なのかなっ?」
やっぱり・・・
「うぅ・・・ん、ここは?」
「あっ。千嘉っ!」
「京・・・うちらは・・・」
「江戸時代に、タイムスリップしたみたい・・・で、ここ新選組の屯所みたい」
目を見開く千嘉。
無理もない。
「新選組かぁ。いつ帰れるんだろぉ」
「当分、無理じゃないかなぁ」
「あんた誰??」
千嘉。
さすがに、あんた誰??はないよ。
「沖田さん。分かるよね?」