''来世''のわたし
プロローグ
西暦200年頃。

現在の日本の北海道、東北に位置する場所にこの世のものとは思えないほどの美少女がいという。

その人が歩いただけで、誰もが振り返る。
その声を聞いただけで、誰もがうっとりする。
その人と少し話しただけで、誰もがこの人ほど性格のいい人はいないと思う。


そんな彼女は、当時最悪だった日本の状況にたった一人で立ち向かったそうだ。
神秘的で、誰も目にしたことのないような不思議な力を使って。


「わたしの命、全てをこの地に捧ぐ」


全てを元通りにした彼女は、そう言い残した後、目を瞑り一滴涙を流し何処へと消えてしまったという・・・。


彼女の周りにいた人々は
''今世の彼女は幸せになれなかった、だからせめて来世の彼女には最大の幸せや愛を・・・''
と、いつまでも祈ったという。




それから、
「彼女の本当の生まれ変わりは、小さな力を持ち誕生し、ある形で生まれ変わりだということを伝えられ、やがて最大の幸せや愛が訪れる」
という言い伝えがうまれた。







彼女がいなくなった直後、
現在の日本の九州、沖縄に位置する場所でこの世のものとは思えないほど、整った顔立ちの男が亡くなったそうだ。




その当時、美少女と整った顔立ちの男の年齢は同じで15歳だったらしい。
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