ラヴァーズ・ゲーム
標準服に真っ黒な髪、


指定のローファー、


舞子は目立つようなタイプでは無い。


むしろ、地味だと言って良い。


そんな自分が、


よりによって学校の人気者を好きになってしまうなんて。


けれど、


ひっそりと見ているだけでも十分に幸せだと、


自分に言い聞かせていた。


< 13 / 201 >

この作品をシェア

pagetop