ラヴァーズ・ゲーム
舞子と崇の距離が縮まる。


崇の前に、舞子が歩み寄った。


「崇くん・・・」


気付いた崇が、足を止めた。


舞子をじっと、見詰める。


それだけで舞子は、顔から火が出そうだ。


今まで話す事どころか、目が合う事すらなかった。


それが、今こうして、崇と相対している。


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