ラヴァーズ・ゲーム
「どうして使わなかったの・・・!?」


いきなり、怒りが沸点に達したかのように、辛が荒ぶる。


今にも、泣き出しそうな顔で。


更に、詰め寄る。


「使えば、両想いになれたんだよ!?」


舞子の胸倉に掴み掛かった。


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