ラヴァーズ・ゲーム
激昂する辛とは対照的に、


淡々と、舞子が話し始めた。


「私ね・・・、


いつもうじうじしてて・・・


崇くんに声を掛ける事すら出来なかったんだ・・・」


落ち着いた表情。


サワサワと、受ける風を心地好さそうにしている。


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