ラヴァーズ・ゲーム
7.SELECT
机の上に転がる桜色の飴玉を、
舞子はじっと見詰めていた。
辛から受け取った、ホレ薬らしい、それ。
昼間に辛から念を押され、思わず頷いてしまったけれど。
舞子は迷っていた。
「これを使えば・・・
崇くんと両想いになれる・・・」
ボンヤリと、呟く。
舞子はじっと見詰めていた。
辛から受け取った、ホレ薬らしい、それ。
昼間に辛から念を押され、思わず頷いてしまったけれど。
舞子は迷っていた。
「これを使えば・・・
崇くんと両想いになれる・・・」
ボンヤリと、呟く。