王子様は旦那様
「…まぁ、そう思ってるだろうな。別れた女は、自慢したいのか知らねぇけど、勝手なコトばっか、言いふらしてるからな…。何もしてねぇのに…」
そう言って、俯いた。
「この人いいかもって思って、付き合ってみたら、何か違うって思って、別れる。まぁ、周りから見れば、最低だよな」
神矢君は、自嘲した。
「…母さんに小さい頃から『適当に女の子と付き合ってはダメよ!!本当に好きな子が出来たとき、絶対後悔するわよ!!』って言われ続けてた。今思えば、母さんは、くるみと俺を結婚させる気だったから、遠回しに付き合うなってコトだったんだろうな」
フッと今度は、優しく笑うと、あたしの方を向いて、
「母さんの言う通りにしといて良かった。くるみに、俺の初めてを全部やれる。そして、俺は…くるみの初めてを全部もらうからな」
とニヤリと妖しく笑う。
そう言って、俯いた。
「この人いいかもって思って、付き合ってみたら、何か違うって思って、別れる。まぁ、周りから見れば、最低だよな」
神矢君は、自嘲した。
「…母さんに小さい頃から『適当に女の子と付き合ってはダメよ!!本当に好きな子が出来たとき、絶対後悔するわよ!!』って言われ続けてた。今思えば、母さんは、くるみと俺を結婚させる気だったから、遠回しに付き合うなってコトだったんだろうな」
フッと今度は、優しく笑うと、あたしの方を向いて、
「母さんの言う通りにしといて良かった。くるみに、俺の初めてを全部やれる。そして、俺は…くるみの初めてを全部もらうからな」
とニヤリと妖しく笑う。