王子様は旦那様
キューンまた、胸キュンしてしまった。


てか、変な顔って、自分でしてるくせにひどくない(怒)


「ひょっと!!〈ちょっと!!〉」


神矢君に、文句を言ってやろうと口を開いたとき、

グイッ


と両手首を引っ張られて、抱き締められた。


「な、何!?///」


プチパニックになっていると、神矢君があたしの肩に顔を埋めてきた。


ひゃ〜///。な、何々!?どうしたの!?

てか、神矢君の柔らかい髪の毛が、首に当たってくすぐったいんですけど!!


神矢君の明るい茶髪は、上手くセットされていて、跳ねている毛先が首に当たっている。


だから、この状況から抜け出そうてと、体を動かすけど、ギュッと抱き締める力が強まった。


「うっ…」


< 44 / 155 >

この作品をシェア

pagetop