王子様は旦那様
「恭平ってヤツさぁ、俺らとタメ?」
拓斗は無表情だけど、口調と目が怒ってる風だ。
だからあたしは
「う、うん」
とビビっていた。
「仲良かったの?」
「う、うん。家が近かったし、保育園に通い出した時からいつも一緒だった。でも、中学に上がるとき、引っ越しちゃったけど…」
「お前、そいつのコト好きだったの?」
「うん……って、へっ!?!?」
「ふぅ〜〜ん。好きだったんだぁ」
グッと手首を掴んでいた手の力が強くなった。
拓斗は無表情だけど、口調と目が怒ってる風だ。
だからあたしは
「う、うん」
とビビっていた。
「仲良かったの?」
「う、うん。家が近かったし、保育園に通い出した時からいつも一緒だった。でも、中学に上がるとき、引っ越しちゃったけど…」
「お前、そいつのコト好きだったの?」
「うん……って、へっ!?!?」
「ふぅ〜〜ん。好きだったんだぁ」
グッと手首を掴んでいた手の力が強くなった。