あなたを本当に愛した時
夏から秋にさしかかる8月の末の合コンで、俺はいつものように、自分好みの女にターゲットを絞り、場を盛り上げたあと、なんなく狙った女とその日限りの一夜を過ごすことができた


その女の名前は“里美”

一夜限りだとは思ったが、お互いにフリーな状態だったため、連絡交換した後、たまに会うようになり付き合っている意識こそなかったが会うたびにお互いの性欲を発散する関係になっていて…

要するにセックスフレンド

ということになる


その間も合コンを重ねてアバンチュールを楽しんでいたが、別に付き合っているという拘束はないため、もちろんのことながら里美に対し後ろめたさはなく、俺は毎日を楽しんでいた

ただ、俺と里美は暇ならば頻度はどちらが多いわけでもなく、お互いに連絡し食事のあとは性欲処理を続けるも

ここまでは一般的?によくある話しで、里美だけでなく連絡をとれば遊んでいた女は別に数人いたわけで、遊んでいた女も遊びと割りきっていて、拘束なしに都合の良い関係が出来ていた

だけど、その中でも会っていたのは里美が一番多かった


そして、いつものことだろうと里美から電話の着信が鳴る

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