あなたを本当に愛した時
結婚するのかはさておき、一緒になることを決めた二人は子供が出来た事実をお互いの両親に報告することを真っ先にしようと、まずは里美の両親に挨拶に行くことになる


しかし、挨拶…簡単には言えるものの…

里美のお父さんのいる日を見計らい日程を決めたのだが、

挨拶に行く時期が近付くにつれ、里美を妊娠させ、一緒になるという事の重大さに陸は気付きはじめる…

本当にこのまま一緒になっていいものなのか…

まだ遊び足りないわけじゃない


結婚って重苦しい…


結婚したかったわけじゃないし…
里美を愛してるかもわからないし…
実際交際してたわけじゃないし…


そんな状態で里美の親に子供が出来たから一緒にさせてくれって…

だんだん恐ろしくなってきた…


日に日に迫る挨拶の日…


行かなくちゃいけないのはわかってる


うまい言葉がみつからない…

眠れない…


そして、その日がやってきた
< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop