あなたを本当に愛した時
陸「はじめまして」


里美父「…………」


里美のお父さんは陸と目を合わすことなく、タバコに火を付け何やら落ち着かない様子…

陸のはじめましての挨拶から5分くらいたったであろうか、陸も緊張のあまりに言葉がでない…


しびれをきらしたのか、大事なことを言わなきゃいけないのは陸からなのに、口を開いたのは里美のお父さんからだった


里美父「話しは(里美から)聞いてるよ。んでどうすんの?」


低くトーンダウンな声も容姿に合わせて、また恐ろしさが増した


陸「はいっ、あの~、じっ自分は」


しどろもどろ……


陸「順番こそ違って(子供が先に出来たこと)大変申し訳ありませんm(_ _)mしかし、里美さんと一緒に頑張っていきます。」


全く心に響かないセリフ…陸の精一杯

里美父「あんたさぁ、子供が出来たから里美と結婚すんのか?」

陸「いやっ、決してそんなことは…」
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