【完】スーツの彼氏×制服の彼女
俺は夏樹に半年振りにメールを打つ。



「!!?」
メルアドを変更してるのか…送信エラーの連発。



「くそっ…」



俺は仕方なく…直接、夏樹の実家のクリーニング屋に足を向けた。



「いらっ……」



店に入って来たのは客だと思った夏樹は俺に挨拶しようと声を出す。
しかし…俺だと分かったとたん…語尾を濁した。



いつもの茶髪に髪を弄り…俺を怪訝そうに見つめる。



「どうした?晃生」



「夏樹……この子を夕方まで預かってくれないか?」



「何??いつから…晃生…子持ちになったの?」

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