【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……違う…俺の兄貴の娘だ…」



「えっ!!?葬式の時は赤ちゃんだったでしょ??もう~こんな大きくなったの?」


「まあな~」



俺も赤ちゃんの時の舞ちゃんしか知らないから…マジで再会した時は驚いた。


月日の流れるのは本当に早い……



夏樹の和馬兄の葬式には参列した。
自分を責める俺を『黒夢』のメンバーとともに慰めて支えてくれた。



「へぇ~っ…舞ちゃん…だっけ?」



「ああ…」



「ましろまいです……」


「私は桃園夏樹(モモゾノナツキ)…」






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