【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……ねえ~本当にあの冬梧君にクラスメイトの由真ちゃんと付き合ってるの?」



菜摘さんは組んだ両手に顎を乗せて…ジッと俺の顔を見つめる。
どんな表情も見逃さないと言った鋭い目つき。



「……」
まだ…口では『付き合ってくれ』とは言ってない。



でもメール交換は毎日していた。



俺にとって今いちばん…特別な存在であるのは確か…



文化祭のダンパのパートナーもOKしている。




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