【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……こうして見ると…二人ともお似合いね~」


「…そっか~付き合っちゃう?星崎」


菜摘さんの言葉にショックを受けていた私の肩を馴れ馴れしく抱く麻白君。
校内で見るチャラ男の麻白君だった。


晃生さんは何も言わず…俯いていた。



「……私たち……同じ会社なの…。晃生君…舞のお迎えに行ってくれたりするから…助かって
る…一緒に3人で夕食を食べたりもしてる…」



「……だから…最近…家に帰るの遅いのか?兄貴」



「……ああ~」







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