【完】スーツの彼氏×制服の彼女

「久米村さんたちには…どう言うの?」



「え、あ…久米村…あいつ…あぶねぇんだ…」


「えっ!?」


「……だからあいつには近づくな…」


どんな風に危ないのか理由が全く分からなかった。


「……アイツの親戚…この辺りじゃあ有名な極道の早木本組なんだ…」


「えっ!!?」



「……俺も…脅されてあいつを・・・ダンパに相手にしたって言うか…」


麻白君の声がだんだん小さくなってゆく。


「・・・」



< 182 / 277 >

この作品をシェア

pagetop