【完】スーツの彼氏×制服の彼女

それもかかわりたくない強面の人たちばかり…


「!!?」
彼らは私たちを取り囲む。


「星崎由真ってどっちだ?」


「この子です…」
美乃亜が震えながら私を指差す。


「美乃亜!!?いったい…どういうコト?」



「ゴメンなさい…久米村さんに脅されて…あんたをおびき出すように言われたの…」


「美乃亜・・・」
美乃亜は泣いて私に頭を下げた。


「行くぞ!!」


男が私の手を掴んだ。
そして口と鼻にハンカチを押し当てる。




< 188 / 277 >

この作品をシェア

pagetop