【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「…今後は君に…危害がないように瑞香には厳しく…言っておくから安心してくれ」



「え、あ…はい」



「じゃあ~俺は帰るぞ…アキ」



「……ありがとう~早木本…」



彰さんは私たちに背を向けて入り口に向かって歩いて行った。



「ヤクザの組長には見えなかったな~」
麻白君が彰さんの背中を見つめながら呟く。



「えっ!!?もしかしてあの人が…早木本組の組長???」


「俺よりも年下だ…」



晃生さんよりも年下でヤクザの組長!!!?
信じられないーーーー




< 205 / 277 >

この作品をシェア

pagetop