【完】スーツの彼氏×制服の彼女

俺は残業する菜摘さんの頼みで…舞ちゃんを迎えに行く。



｢……パパ!!!」


俺に抱きつく舞ちゃん・・・


｢……お母さんの方に舞ちゃんの保健カードのコピー…再三…お願いしているんですが…」
舞ちゃんの保育担当の衣川(ｷﾇｶﾞﾜ)さんが俺に言って来た。



｢保健カードですが…分かりました…そう伝えて置きます…」


「それと……舞ちゃん……今…クラスで自分の名前を書けるように練習にしているんですが…
違う名前を覚えたいと駄々捏ねて困っているんです」


｢えっ!?どうして?違う名前を覚えたいんだ?舞ちゃん」



舞ちゃんは俺の身体から身体を離して…唇を固く閉じる。