【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……」


俺は言われた通りスーパーで弁当を買って、部屋で菜摘さんの帰りを待っていた。




「舞ちゃん…君は本当に舞ちゃん?」


「どうしてそんなコトきくの?」


「君がにしはらるなちゃんかもしれないから……」



「ちがうもん…ちがうもん!!私はましろまい!!!」
舞ちゃんは涙目で訴える。



「……ただいま~」



「ママ!!!」


舞ちゃんは玄関先に飛び出した。




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