【完】スーツの彼氏×制服の彼女

「冬梧から聞きました…大阪転勤だって…」



「そうか・・・」
晃生さんからは溜息交じりの返事が返って来た。



「……入って…お茶淹れてあげる・・・」
玄関先で突っ立っていた私を晃生さんは拒まず、招き入れてくれた。



大阪転勤。

でも転勤先はソーマの支社ではなく子会社・・・


晃生さんは社内でも敏腕の営業マンだったらしい。


このまま…行けば役職に就くはずだったと冬梧が言っていた。



でも・・・
菜摘さんの一件で----左遷された。










< 225 / 277 >

この作品をシェア

pagetop