【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……ど~ぞ」


初めて入る冬梧と晃生さんの部屋。


お父さんとは別々暮らしているみたい。


「……頂きます…」
晃生さんが淹れてくれたホットコーヒーにミルクと砂糖を入れる。
スプーンでかき混ぜて…ゆっくりと喉に通した。



部屋の隅には引越しのダンボールが置かれていた。



「いつ…引越しするんですか?」


「クリスマス…」


「えっ!?」






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