【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「明日は……クリスマスイヴ……だな…」


「うん…」


お酒の酔いに負けてウトウトしながらも晃生さんは私に話しかける。



「……泊まっていけ・・・冬梧も…今夜はツレの家に泊まるから…居ない…」


「え、あ・・・」



一応…親には美乃亜の家に泊まると嘘をついて出て来た私。



心の何処かでは覚悟はしていたーーーー



でも素直に『はい』とは言えず…戸惑う振りをする。



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