【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「・・・別にいいですけど…」



「本当か??」


いきなりお義父さんは俺の真ん前に立って…両肩に手を乗せた。



「建築業は嫌いじゃあないです…寧ろ…俺はスーツよりも作業服の方が性に合っ
ているような気がしますから~」



「晃生君!!!」



お義父さんはいきなり俺に抱きついて泣き出す始末。



「あ、あのう~」


「すまん・・・ついウレしくなって」


「……」



お義父さんは涙を潤ませながら俺を見つめて…身体を離した。






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