【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「/////」


「まあ~わしも晃生君なら…由真の彼氏としてはOKや」


「……」

お父さんまで…晃生さんを気に入っていた。



当の晃生さんは笑って誤魔化す。



私たちはまだ知り合ったばかりで…ーー



私は駅の改札口まで晃生さんを見送った。



駅の改札口に入って行く人たちの波は途切れるコトはない。



「ありがとう…」


「いえ…」


「……今はこうして真面目に働いてるけど…昔はヤンキーだった。冬梧に聞けば分かる」


そう言って晃生さんは手を振って…改札口の中に入って行った。




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