【完】スーツの彼氏×制服の彼女
私は麻白君に晃生さんの忘れモノを渡した。



お弁当タイム。


美乃亜と屋上でいつものようにベンチでランチ。



「あれ??今日の弁当…何だか…おかず多くない?」



目敏い美乃亜は私のお弁当のおかずの数がいつもより多いコトに気付く。



「今日は特別…」


「どうして?お父さんの誕生日とか??」



「そうじゃあないけど…」



私は箸で卵焼きを摘んで口に運ぶ。



「変なヤツ……」




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